この記事は古いです。参考の為に残してます。
定番の「Hello, World!」
シリアルコンソールに「Hello, World!」と表示させるプログラムを作成してみます。
参考にさせていただいたのは、http://armadillo.atmark-techno.com/のドキュメントです。
PDFになった資料をネット上で発見したのですが、非常にわかりやすかったです。
(買いたいな~と思いましたが、私には少々高いです。。(泣))
romfsで動作するプログラムを作成してみます。
- 作業ディレクトリの作成
作業ディレクトリを”uClinux-dist”を配置したのと同じディレクトリに作成します。
#mkdir my_prog
#cd mkdir my_prog - プログラムの作成
エディタで以下のファイルを作成して、hello.cとして保存します。
#include <stdio.h>
int main(int argc, char *argv[])
printf(“Hello, Hamuken!n”);
return 0; - MakeFileの作成
C言語で書かれたプログラムをコンパイルするルールを記述するファイルを作成します。
ROOTDIR=/home/hamuken/H8/uClinux-dist??? ←uClinux-distフォルダへのパス
ifndef ROOTDIR
ROOTDIR=../uClinux-dist
endif
ROMFSDIR = $(ROOTDIR)/romfs
ROMFSINST = romfs-inst.sh
PATH := $(PATH):$(ROOTDIR)/tools
UCLINUX_BUILD_USER = 1
include $(ROOTDIR)/.config
LIBCDIR = $(CONFIG_LIBCDIR)
include $(ROOTDIR)/config.arch
EXEC = hello ←作成したプログラムファイル名(生成される実行ファイル名)
OBJS = hello.o ←オブジェクトファイル
all: $(EXEC)
$(EXEC): $(OBJS)
$(CC) $(LDFLAGS) -o $@ $(OBJS) $(LDLIBS)
clean:
-rm -f $(EXEC) *.elf *.gdb *.o
romfs:
$(ROMFSINST) /bin/$(EXEC)
%.o: %.c
$(CC) -c $(CFLAGS) -o $@ $< - ビルド
#make
#make romfs - imageファイルの作成
uClinux-distのディレクトリに移動して
#make image
imagesディレクトリにimageファイルが出来上がっています。
これをREDbootでロードしてAKI3069ボードにつないだシリアル端末から
/bin/helloとタイプすると
Hello, Hamuken!
と表示されます♪
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